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クリンスマン監督就任後初の代表招集、孫興民「早く監督のスタイルに適応するのが重要」

クリンスマン監督就任後初の代表招集、孫興民「早く監督のスタイルに適応するのが重要」

Posted March. 22, 2023 08:38,   

Updated March. 22, 2023 08:38

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「確かにカタールワールドカップ(W杯)の効果があると思う」

孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)が韓国代表監督に就任したユルゲン・クリンスマン体制での初戦を控え、代表チームの雰囲気をこう伝えた。孫興民は21日、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)にあるサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)で行われた代表チームの練習に先立ち、「W杯ベスト16入り後、選手たちの自信が高また。良い雰囲気を維持することが重要だ。しかし、その雰囲気には酔ってはならない」と語った。

孫興民はクリンスマン氏の前任者パウロ・ベント監督体制下で主将を務めた。孫興民の主将選任はまだ決まっていない。孫興民は、「監督のスタイルに早く合わせるの何より重要だ。選手たちが練習しながら、監督がどのようなスタイルを追求しているのかを早く把握しなければならない」と話した。その上で「監督が攻撃的で積極的なサッカーをすると言ったので、選手たちが早く息を合わせて監督が望むサッカーができればと思う」と付け加えた。

同日、代表チームの練習はクリンスマン監督が予告した通り午前に行われた。ベント号では主に午後に練習した。孫興民は、「個人的には午前の練習が好きだ。睡眠が足りなければ午後に寝て回復すれば良い。自分をはじめ、午前の練習を好む選手が多い」と話した。同日、孫興民はやや疲れ気味だったが、ウォームアップの時、1994年から1年間トッテナムでプレーしたクリンスマン監督をはじめコーチ陣と笑顔で会話を交わした。

クリンスマン監督は2026年北中米(米国、カナダ、メキシコ)W杯まで代表チームを率いる。孫興民は「ベント監督と4年を共にしながら苦しい時期もあったが、お互いに信頼したので良い結果が出た」とし、「今後4年間、毎回良いことばかりとは限らない。動揺せずに一丸となることが重要だ」とし、代表チームへの信頼を訴えた。

今年1月、スコットランド1部、セルティックへの移籍後初めて代表チームに招集された呉賢揆(オ・ヒョンギュ)は、「時差ボケに適応しながら代表チームに合流したのは初めてだが、本当に大変だ」とし、「(代表招集のため時差ボケへの適応を)数年間している興民さんはすごいと思った」と話した。

呉賢揆はカタールW杯最終メンバー26人に名を連ねることができなかった。しかし、予備メンバーに抜擢され、代表チームとともにカタールで練習した。予備メンバーだったため背番号はもらえなかった。呉賢揆は、「今回は新しく背番号ももらえるので嬉しい。特に欲しい番号はない。太極マークをつけること自体が光栄だ」と話した。呉賢揆は同日、右胸に数字「26」がプリントされたジャージを着て練習に参加した。通常、ジャージの番号が背番号になることが多い。昨年11月、アイスランドとの親善試合で後半に交代で出場し、代表戦デビューを果たした呉賢揆は、当時背番号「18」をつけてプレーした。

21人の選手が非公開で午前の練習を消化した中、金玟哉(キム・ミンジェ=ナポリ)、李康仁(イ・カンイン=マジョルカ)、李在成(イ・ジェソン=マインツ)、チョン・ウヨン(フライブルク)は同日坡州NFCに入所して22日の練習から合流する。一方、代表チームは22日午前、練習を終えてコロンビアとの国際Aマッチが行われる蔚山(ウルサン)に向かう。


坡州=キム・ジョンフン記者 hun@donga.com