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砲丸投げのチョン・ユソンがアジア室内陸上で韓国人初優勝

砲丸投げのチョン・ユソンがアジア室内陸上で韓国人初優勝

Posted February. 13, 2023 08:51,   

Updated February. 13, 2023 08:51

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韓国女子砲丸投げのチョン・ユソン(26・安山市庁)がアジア室内陸上選手権で韓国選手として初めて金メダルを獲得した。

チョン・ユソンは11日、カザフスタンのアスタナで開かれた大会砲丸投げの女子決勝で16m98を記録し、2位(16m45)イ・スジョン(30)を抜いてトップに立った。チョン・ユソンはアジア室内選手権で優勝した初の韓国人選手になった。これまで女子棒高跳のチェ・ユンヒ(37)が2012年中国杭州大会で取った銀メダルが唯一のメダルで最高成績だった。10日には男子三段跳びでユ・ギュミン(22・益山市庁)が銅メダルを獲得した。韓国はこれまでアジア室内選手権に少数の選手団を派遣してきたが、今回は7種目で8人を派遣し歴代最高成績を出している。

チョン・ユソンは代表先輩のイ・スジョンとも競争を繰り広げ、韓国女子砲丸投げを二分している。昨年6月、全国陸上選手権でイ・スジョンに押されて2位になったチョン・ユソンは、同年10月に開かれた全国体育大会でイ・スジョンを2位に押しのけて金メダルを獲得した。今大会の決勝でも、チョン・ユソンは3回目まで15m26(2回目)をマークし全体7人の選手のうち2位に上がっていたが、4回目に16m98を投げて5回目に16m45を投げたイ・スジョンを抜いた。

キム・ナムフン国家代表投てきコーチ(45)は、「(チョン)ユソンは大きな大会で緊張する方なので、練習の時ほど記録が出ない時が多かった。今回は3回目以降、気持ちを変えて良い結果が出た」と評価した。キム氏は、「瞬間加速度が速いユソンが体重をもう少し増やせば、9月の杭州アジア大会でも表彰台に立つことも可能だろう」との見方を示した。チョン・ユソンは、「今年出場した初大会で意味のあるメダルを取って自信がついた。アジア大会までしっかり準備してメダルに挑戦したい」と語った。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com