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カタールW杯で出番なかったオ・ヒョンギュ、「背番号のないユニフォームは挑戦の力」

カタールW杯で出番なかったオ・ヒョンギュ、「背番号のないユニフォームは挑戦の力」

Posted December. 26, 2022 09:04,   

Updated December. 26, 2022 09:04

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オ・ヒョンギュ選手(21)の自宅には背番号のない韓国代表ユニホームが壁にかかっている。彼は今も家を出るたびに額縁の中のユニフォームを見ながら気を引き締めている。オ選手は「誰が何と言っても、自分には本当に価値のある、何とも変えられないユニフォームだ」とし、「より強い気持ちで前に進められる力をもらった」と話した。

このユニフォームは、カタールW杯で韓国代表ストライカーになるところだった証拠だ。孫興民(ソン・フンミン=30、トッテナム)がケガをして出場できない場合に備えて、先月14日午前(現地時間)、他の代表チームの選手とともにカタール入りした。だが、孫興民が24日、フェイスガードを着用してウルグアイ戦出場を強行し、彼には「夢の舞台」を踏む機会は完全に消えた。

しかし、彼は挫折する代わりに歯を食いしばった。練習場で練習パートナーとして誰よりも精力的にプレーし、ボールボーイとサポーターの役割を自任した。彼は「他の選手たちがどのようにプレーするかを注意深く観察しながら、頭の中で研究を重ねた。次のW杯では必ず代表ユニホームを着たいという『折れない気持ち』を強くした」と話した。


水原=ユ・チェヨン記者 ycy@donga.com