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屋内マスク解除基準、「高リスク群ワクチン接種率50%」など3点

屋内マスク解除基準、「高リスク群ワクチン接種率50%」など3点

Posted December. 23, 2022 08:47,   

Updated December. 23, 2022 08:47

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新型コロナウイルスの感染拡大が一定基準まで安定化すれば、屋内マスクの義務が「勧告」に転換される見通しだ。「冬の再流行のピークアウト」、「重症者及び死亡者の減少」、「高リスク群のワクチン接種率50%」の3つの指標のうち2つが満たされれば、時期にかかわらず屋内マスクの段階的解除が始まるとみられる。

防疫当局は22日、国会で開かれた政府与党間協議会で、このような内容の屋内マスク段階的解除案を与党「国民の力」に報告した。東亜(トンア)日報の取材の結果、△冬の再流行のピークアウトで実効再生産数(1人の感染者が平均して何人に感染させるかを表す指標)が1未満、△重症者及び死亡者数の減少傾向への転換、△高リスク群の冬季ワクチン接種率50%突破など3つの指標のうち2つが満たされれば、屋内マスクの義務を勧告に転換する案が有力視されている。

第1段階の屋内マスク解除の対象から、公共交通機関、病院などの医療施設、社会福祉施設などの高リスク施設は除外される。第2段階で実施される高リスク施設の屋内マスクの解除は、今後の流行状況を見て検討することになる。政府は、このような内容の屋内マスク調整案を23日、中央災害安全対策本部会議で発表する計画だ。政府関係者は、「(23日の発表で)第1段階解除の時期を明示しない計画」とし、「1月中旬には3つのうち2つの指標が達成できると見ている」と説明した。

政府与党間協議会で、与党は感染者隔離治療期間を現行7日から3日にすることを提案した。これは、今後検討する可能性が高いという。政府関係者は、「現在優勢になっているオミクロン株の系統の一つであるBA.5は、7日間の隔離後も感染力を有するという研究結果がある」とし、「7日間の隔離は必要だというのが防疫当局の判断」と説明した。


柳根亨 noel@donga.com