Go to contents

「ヨナキッズ」14歳のシン・ジアがジュニアGPファイナルで銀メダル

「ヨナキッズ」14歳のシン・ジアがジュニアGPファイナルで銀メダル

Posted December. 12, 2022 09:10,   

Updated December. 12, 2022 09:10

한국어

「フィギュアの新星」シン・ジア(14=ヨンドン中学校)とキム・チェヨン(16=スリ高)が「フィギュア女王」金妍児(キム・ヨナ=32)以来17年ぶりにジュニア・グランプリ(GP)ファイナル女子シングルでメダルを獲得した。

シン・ジアは10日、イタリア・トリノで行われた2022-2023国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケート・ジュニアGP女子シングルフリーで131.21点(2位)をマークした。前日、ショートで69.11点(2位)を記録したシン・ジアは、合計200.32点でシーズン最高点を塗り替え、銀メダルを獲得した。

シン・ジアより合計点が高かったのは島田麻央(14=日本、205.54点)だけだった。島田が麻央という名前を得たのは、母親が2004-2005シーズン、同大会チャンピオンの浅田真央(32・日本)の熱烈なファンだったからだ。

ジュニアGPファイナルはシーズンごとにジュニアGPシリーズで最も良い成績を残した6人が参加する「王中王戦」だ。韓国選手では金妍兒が同大会で初めてメダルを獲得した。金妍兒は2004-2005シーズンに浅田に続き銀メダルを獲得し、2005-2006シーズンには金メダルを獲得した。

金妍児以後、女子シングルでは2018-2019シーズンにキム・イェリム(19=檀国大、6位)、2019-2020シーズンにイ・ヘイン(17=セファ女子高、5位)がジュニアGPファイナル出場権を獲得したが、メダルには届かなかった。男子シングルでは車俊煥(チャ・ジュンファン=21、高麗大)が2016-2017シーズンに銅メダルを獲得したのが最高記録だ。

シン・ジアは今年4月の世界ジュニア選手権でも銀メダルを獲得し、金妍兒(2005年銀メダル、2006年金メダル)以来16年ぶりにジュニア世界選手権でメダルを獲得した韓国選手になった。シン・ジアはISUとのインタビューで、「妍児さんは私がスケートを始めた最初の理由だった。教科書のように技術を駆使するため、(金妍兒の)プログラムをたくさん見ながら学んだ」とし、「妍兒さんの道を歩みたい」と話した。

合計190.36点でシン・ジアに次いで銅メダルを獲得したキム・チェヨンも金妍児を見てフィギュア選手になることを決心した「ヨナキッズ」だ。シン・ジアとキム・チェヨンが並んで表彰台に立ち、韓国はジュニアGPファイナル女子シングルで同シーズンに入賞者を2人以上を輩出した4番目の国になった。以前はロシア、米国、日本だけがこの記録を保持していた。フィギュア最強国とされるロシアはウクライナ侵攻のため、今大会には代表選手を派遣できなかった。


任寶美 bom@donga.com