尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率が先週の調査より2ポイント上昇し、33%となった。
世論調査会社「韓国ギャラップ」が9日に公表した12月第2週(6~8日)の成人1千人を対象にした世論調査(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)で、大統領が「うまくやっている」という肯定的評価は33%だった。11月第4週30%、12月第1週は31%だった。
「よくない」は59%だった。11月第4週の否定的評価は62%、12月第1週は60%だった。支持率調査で否定的評価が50%台に下がり、肯定的評価が30%台を記録したのは、9月第3週(肯定33%、否定59%)以来約3ヵ月ぶり。
大統領を支持する理由は、「労組への対応」(24%)、「公正・正義・原則」(12%)、「決断力・推進力・粘り強さ」(6%)、「主観・所信」(5%)の順となった。
貨物連帯のストと関連して、回答者の71%は「業務復帰後、交渉に臨まなければならない」と答えた。「主張を貫徹するまでストを続けなければならない」という回答は21%だった。労働界のストへの政府の対応に対しては、半数以上(51%)が「誤っている」と答えた。「良い」という回答は31%だった。
韓国ギャラップは、「労組への対応を支持率上昇の決定的な要因とみることは難しい。過去3ヵ月間、相次ぐ不適切発言問題、梨泰院(イテウォン)雑踏事故の収拾、MBCなどメディア対応をめぐる攻防の結果と推測される」と分析した。
全主榮 aimhigh@donga.com