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金曜日の感染者が5週連続で増加、改良ワクチンの接種率はわずか3.2%

金曜日の感染者が5週連続で増加、改良ワクチンの接種率はわずか3.2%

Posted November. 12, 2022 08:33,   

Updated November. 12, 2022 08:33

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新型コロナウィルスの「第7波」が本格化している中、冬季ワクチンの追加接種は「足踏み」状態となっている。

保健福祉部の朴敏守(パク・ミンス)第2次官は11日、中央災難安全対策本部での会議で、「冬場の室内活動が増加し、感染とワクチン接種を通じて得た免疫が弱まり、新型コロナの感染事例が増えている」とし、「新型コロナの再流行が本格化した」と述べた。

疾病管理庁によると、同日0時基準に新型コロナの1日の新規感染者は5万4519人で、1週間前の4日(4万3449人)より約1万人が増えた。金曜日の新規感染者は、先月14日(2万3572人)以降、5週間連続で増えている。この1週間(5~11日)の1日平均の新規感染者も4万7268人で、前週(10月29日~1月4日)の4万1963人より12.6%増えた。重症者数も11日0時基準で345人で、前日(323人)より22人が多い。

しかし、ワクチンの冬季追加接種率はなかなか伸びていない。韓国国内の18歳以上の人口の冬季追加接種率は、11日0時基準で3.2%に過ぎない。60歳以上に範囲を限定しても、接種率は9.6%にとどまる。

冬季ワクチンの追加接種は、先月11日に始まった。60歳以上の高齢層などは、この日から当日接種と事前予約の両方とも可能だった。18~59歳の一般国民は、残余ワクチンを活用した当日接種のみ可能だったが、7日からは事前予約接種が可能になった。

政府は、追加接種率を引き上げる案をまとめると発表した。中央事故収拾本部のパク・ヒャン防疫総括班長は、「感染脆弱施設を訪ねて接種する保健所の訪問接種チームを積極的に運営し、予約をしなくても医療機関にワクチンがあればすぐに現場で接種ができるようにする」と述べた。しかし、二つの案とも、現在医療現場で施行されているため、接種率の向上に大きく役立たないという見方が多い。

一方、防疫当局は、最後に残った新型コロナの生活治療センターである「第13中央生活治療センター」の運営を30日で打ち切ると発表した。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com