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李在明氏「故人の名前を呼ぶことが背倫なのか」、与党「党利党略に利用するな」と批判

李在明氏「故人の名前を呼ぶことが背倫なのか」、与党「党利党略に利用するな」と批判

Posted November. 12, 2022 08:34,   

Updated November. 12, 2022 08:34

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最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が連日、梨泰院(イテウォン)ハロウィーン惨事の犠牲者の名前と顔を公開するよう求めていることで、政界では「背倫(人の道から外れること)」攻防が繰り広げられた。野党「時代転換」の趙廷訓(チョ・ジョンフン)代表は「狂った考え」と批判した。

李氏は11日、自身のフェイスブックを通じて、「我慢できずひとこと言う」とし、「遺族が望む方式で追悼することが背倫なのか」。故人の影幀(えいてい)で名前を呼ぶことが背倫なのか」と主張した。そして、「(与党)『国民の力』が局面転換に努めているようだ」とし、「今は遺族と被害者を社会的連帯の力で抱擁しなければならない時」と主張した。「真の追悼のために影幀と位牌が必要だ」という李氏と民主党の一部議員の主張を与党が「背倫的な政治企画」と批判したことを受け、李氏が反論したのだ。

これに対して「国民の力」は、「李氏こそ国民の死の前で個人の欲を出してはならない」と反発した。朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表はフェイスブックに、「国家的惨事と悲劇を毎回党利党略に利用しようとする悪い習性をすぐに捨てよ」とし、「背倫を止め、国民に仕える公党の襟度を持て」と述べた。朴正河(パク・ジョンハ)首席報道担当も論評で、「李氏が司法リスクの防弾に努めているようだ」とし、「一部の遺族を言いくるめ、民主党が望む方式で政治に利用しようとすることが背倫」と批判した。

他の野党代表も反対の意見を明らかにした。民主党が比例代表選挙用に設立した衛星政党「共に市民党」出身の(「時代転換」の)趙代表は同日、YTNラジオ番組で李氏の要求について「狂った考え」とし、「大庄洞(テジャンドン)疑惑の捜査がスピードを出しているので、イシューをイシューで覆うために梨泰院惨事を引っ張っているのではないか」と指摘した。正義党の李貞味(イ・ジョンミ)代表も同日、BBSラジオ番組で、「政界が先にあれこれと騒ぎ立てて接近することは正しくない態度」と述べた。


朴訓祥 tigermask@donga.com