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女子卓球のシン・ユビンが国際大会個人戦で初優勝

女子卓球のシン・ユビンが国際大会個人戦で初優勝

Posted November. 08, 2022 08:20,   

Updated November. 08, 2022 08:20

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「韓国女子卓球の看板」シン・ユビン(18、大韓航空)が度重なる負傷と手術を乗り越え、国際大会女子シングルスで初めて頂上に立った。

世界ランキング34位のシン・ユビンは6日、スロベニアで開かれたワールドテーブルテニス(WTT)コンテンダー女子シングルス決勝で、中国系で世界14位の強豪ヤン・シャオシン(34、モナコ)を4-3(11-6、12-10、11-2、10-12、9-11、6-11-6)で制して優勝した。国際大会女子ダブルスと混合ダブルスで金メダルを獲得したシン・ユビンが女子シングルスで頂点に立ったのは初めて。シン・ユビンは同日、イム・ジョンフン(25、KGC人参公社)とペアを組んだ混合ダブルスでも優勝し、大会2冠に輝いた。

シン・ユビンが長い負傷の影響を乗り越えて得た収穫だっただけに貴重な優勝だった。シン・ユビンは昨年11月の世界選手権大会で右手首を疲労骨折して棄権し、今年5月、手首にピンを挿入する手術を受けた。9月に参加した国際大会で痛みが再発し、骨片除去手術まで受けた。しかし、シン・ユビンは1ヵ月余りのリハビリを経て、本来の技量を取り戻し、初の2冠に輝き、今後の活躍を予告した。シン・ユビンは、「負傷に挫折せず、本当に多くの努力をした。今回の優勝で努力が実を結んだようで嬉しい」とし、「これが始まりなのでワンステップずつ発展する姿を見せたい」と話した。

シン・ユビンを指導するキム・ギョンア大韓航空コーチ(45)は「練習がほとんどできなくて事実上実戦経験を積むために出場した大会だったが、シングルスで優勝までして驚いた」と語った。キム氏は、「大会序盤はプレーに起伏があったが、日増しに良くなった。痛みがなくなり手首をたくさん使わなければならないレシーブとバックハンドでミスが減り、おかげでユビンがやりたいプレーを思う存分できたようだ」と分析した。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com