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「携帯電話一つに番号2つ」来月1日から使う

「携帯電話一つに番号2つ」来月1日から使う

Posted August. 22, 2022 08:54,   

Updated August. 22, 2022 08:54

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来月から、スマートフォン1台で電話番号2個を使えるeシム(eSIM)サービスが支援される。通信会社を変える度に、USIMチップをいちいち取り替える必要がなくなり、「デュアルシム」(USIM+eシム)を活用した複数料金プランの設計が可能になり、消費者の選択権が広がるものと見られる。

21日、科学技術情報通信部によると、来月1日から韓国国内のモバイル通信消費者は、eシムの使用が可能になる。これまで国内法令上の制限で、四角い形の物理チップであるUSIMを主に使ってきたが、政府がeSIMも、使用者識別装置として許容し、道が開かれた。

eシムは、スマートフォン端末でQRコードを通じて、通信会社のプログラムファイルをダウンロードすれば良い。通信会社を変える際も、従来のeシムファイルを削除し、新しいeシムを設置すれば済む。ダウンロード費用は2700ウォンの水準で、7700ウォンのUSIMより60%ほど安い。

支援される機種は、アイフォーンは2018年に発売されたXSモデルから、三星(サムスン)ギャラクシーは最近披露したギャラクシーZフォールド4とフリップ4から使用できる。ギャラクシーフォンは、S20シリーズからeシムを使えるように設計したが、国内だけでeシム機能が制限された製品を発売してきた。

eシムの最も大きな長所の一つは、「デュアルシム」の活用だ。スマートフォン一つにUSIMとeシムを一緒に適用して番号2つを使うことができ、料金プランもそれぞれ異なる通信会社を選んで加入できる。例えば、これまで業務用携帯と個人用携帯を使い分けてきた消費者は、スマートフォン一つで通信3社の料金プランと格安料金プランを混用して使うことができる。デュアルシムを使う利用者は、通信3社を通じてデータ容量が小さい料金プランを使い、代わりに大容量データを格安携帯料金プランに加入して使う方法で通信費を節約できる。


パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com