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地方の市役所公務員が公衆トイレのエアコンを盗んで妻の実家に設置

地方の市役所公務員が公衆トイレのエアコンを盗んで妻の実家に設置

Posted July. 13, 2022 08:58,   

Updated July. 13, 2022 08:58

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「エアコンと室外機が消えました」

江原道高城郡竹旺面孔硯津里(カンウォンド・コソングン・ジュクワンミョン・コンヒョンジンリ)の漁村係は、活魚刺身センターの公衆トイレに設置されていたエアコンと室外機がなくなったことを確認し、1日、112に通報した。この製品は高城郡が住民と観光客のために設置した公共設備だった。捜査に乗り出した警察は、近くの防犯カメラの映像を分析し、先月30日午前11時半ごろ、男2人が束草(ソクチョ)市役所の公用車両を利用してエアコンと室外機を持っていく場面を発見した。彼らが設備を取り外して車に積んで消えるまで30分もかからなかった。

警察が車両確認を経て逮捕した容疑者は、束草市役所所属の50代の公務員2人だった。A容疑者は警察の調べに対し、「普段から知り合っていた独り暮らしの高齢者を助けようとしてしたことだが、何が問題だ」と供述したとという。B容疑者も、「友人が重いモノを運ぶので助けてくれと言われたので何の疑いもなく助けただけだ。悔しい」と供述したという。

警察は、二人をを特殊窃盗の罪で在宅起訴し、供述の事実関係を調べたところ、エアコンと室外機はA容疑者の妻の実家に設置されていることを確認した。警察の捜査結果、A容疑者の妻の実家は脆弱階層でもないことが明らかになった。束草市はひとまず二人を職位解除し、高城警察署は12日、「設備を直ちに回収し、近い将来に事件を検察に送検する方針」だと明らかにした。


李仁模 imlee@donga.com