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尹大統領、李明博元大統領の8・15恩赦の可能性を示唆

尹大統領、李明博元大統領の8・15恩赦の可能性を示唆

Posted June. 10, 2022 09:08,   

Updated June. 10, 2022 09:08

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は9日、李明博(イ・ミョンバク)元大統領の恩赦と関連して、「前例に照らしても、長年収監生活をさせるのは正しくないのではないか」と述べた。

尹大統領は同日、龍山(ヨンサン)大統領室への出勤途中、記者団に、「大統領候補だった時に李元大統領の恩赦の必要性について話したが、今でも有効か」と問われ、このように答えた。尹大統領は前日の出勤途中、同じ質問に「今言及する問題ではないと考える」と発言を控えた。しかし、同日は一歩踏み込んで考えを明らかにした。

ただし大統領室は、「今日(恩赦の議論が)突然出てきたのではない」と説明した。大統領候補だった時から李氏への恩赦が必要だという考えを堅持してきたということだ。

尹大統領の発言で、一部では李氏が8月15日の「光復節(日本の植民地支配から解放された日)」特別恩赦の対象に含まれる可能性があるという観測が流れている。京畿道(キョンギド)の安養(アンヤン)刑務所に収監中の李氏は今月3日、健康悪化を理由に刑執行停止申立書を提出した。大統領室関係者は、「今議論されたことはないが、もし(特別恩赦を)検討するなら、現実的に光復節がきっかけになる可能性が高い」とし、「8月初めに大統領室内で議論が始まれば、その時に尹大統領が総合的に判断して決めるだろう」と述べた。


全主榮 aimhigh@donga.com