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韓国造船業界の手持ち工事量が世界1位、688隻で6年ぶりの高水準

韓国造船業界の手持ち工事量が世界1位、688隻で6年ぶりの高水準

Posted May. 11, 2022 08:58,   

Updated May. 11, 2022 08:58

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韓国造船業界の手持ち工事量が、ここ6年ぶりの高水準である688隻を記録するなど、今年、快調の流れを見せているという分析結果が出た。

10日、英国の造船海運市況分析機関のクラークソンリサーチによると、今年1~4月の累計受注量で、韓国は581万CGT(標準貨物船の換算トン数)で、中国(580万CGT)を抜いて1位となった。同期間、韓国の市場シェアは2021年4月より11%増の45.9%だった。ただ、4月の1ヵ月間の受注量は82万CGTで中国(154万CGT)に次いで2位だった。4月の1ヵ月間の全世界の船舶発注量は251万CGTで、前月比36%減少した。

韓国の4月の手持ち工事は、前月比34%増の3268万CGT(688隻)で、2016年(692隻)以来の高水準だった。世界の手持ち工事量は9595万CGTで、韓国は中国(4044万CGT)の次に多かった。韓国の1隻当たりの受注単価は1億4300万ドル(約1822億2490万ウォン)で、中国(8600万ドル)より66%高かった。

業界の関係者は、「韓国は主に液化天然ガス(LNG)の運搬船(写真)と8000TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)級の中大型コンテナ船など高付加価値の船舶を受注し、グローバル造船業の復興を主導している」と話した。


金在亨 monami@donga.com