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輸入小麦の価格が13年来の最高、3月に1トン400ドルを超える

輸入小麦の価格が13年来の最高、3月に1トン400ドルを超える

Posted April. 21, 2022 08:25,   

Updated April. 21, 2022 08:25

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先月、輸入小麦の価格が13年ぶりにはじめて1トン当たり400ドルを超えたことが分かった。ロシアのウクライナ侵攻の影響で小麦価格が高止まりし、外食物価の上昇圧力がさらに高まっている。

20日、関税庁などによると、先月の輸入小麦の価格は1トン当たり402ドルと集計された。これは1カ月前より8.8%上昇したもので、2008年12月以降13年3カ月ぶりの最高値となる。1トン当たりの価格が400ドルを超えたのも、2008年末以降初めてのことだ。ウクライナ事態の長期化とウォン高ドル安、海上運賃の上昇などが影響を及ぼしたものと分析される。

国際小麦の先物価格は、先月初め、1トン当たり450ドルを超えるなど高騰を続けている。19日、シカゴ先物取引所(CBOT)で小麦価格は1トン当たり403.81ドルで取引を終えた。1年前と比べると、68.5%上昇した。ロシアとウクライナは、全世界の小麦輸出の約30%を占めている。

小麦の価格が高騰し、小麦粉が多く使われる食べ物の価格も高騰している。韓国消費者院の価格情報総合ポータル「チャム価格」によると、先月、ソウル地域のカルグクスの価格は平均8115ウォン(一人分基準)で、1年前より8.8%上昇した。カルグクスの価格が8000ウォンを超えたのは、関連統計を取り始めた2014年以降初めて。ソウルの冷麺やジャージャー麺の価格も、1年間でそれぞれ9.7%と9.4%上昇した。


朴熙昌 ramblas@donga.com