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韓国の「ヤングリッチ」の平均資産は66億ウォン、住宅を1.7軒保有

韓国の「ヤングリッチ」の平均資産は66億ウォン、住宅を1.7軒保有

Posted April. 14, 2022 08:19,   

Updated April. 14, 2022 08:19

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金融資産を10億ウォン以上保有する40代以下の「ヤングリッチ」(若い金持ち)は、平均4億ウォンの年収を稼ぎ、66億ウォンの資産を持っていることが分かった。相続で金持ちになったヤングリッチは、労働所得で富を築いたヤングリッチより資産が3倍以上多かった。

13日、ハナ金融研究所はこのような内容を盛り込んだ「2022、コリアンウェルスレポート(Korean Wealth Report)」を発刊した。1973人をインタビューおよびアンケート調査した結果だ。このうち20~40代の131人がヤングリッチに分類された。

ヤングリッチの職業は、会社員(31%)が最も多かった。続いて医療や法曹界専門職(21%)、自営業(15%)などの順だった。ヤングリッチは、富の主な源泉として労働所得(45%)を最も多く選んだ。次いで事業所得(23%)、相続および贈与(18%)などの順だった。ただ相続・贈与で金持ちになった場合、資産が平均128億ウォンで最も多かった。労働所得で金持ちになったヤングリッチ(39億ォン)の3倍以上だった。

大半のヤングリッチは、さまざまな所得パイプラインを備えていた。ヤングリッチの75%が労働、事業、財産、その他の所得のうち2つ以上の組み合わせで所得を得ていた。所得源が多様であるほど、稼ぐ金も多かった。労働所得だけに依存するヤングリッチは、年平均2億1000万ウォンを稼ぐ一方、財産所得も共に得られるヤングリッチは4億5000万ウォンを稼いだ。

資産のうち、不動産の割合が60%で最も高かった。1人当たりの保有住宅数は1.7軒だった。資産の40%は金融資産が占めているが、そのうちの半分(47%)は預金だった。金融資産の25%は株式だった。ヤングリッチの21%は、仮想通貨に投資したが、投資金の大半は1億ウォン未満だった。


ソン・ヘミ記者 1am@donga.com