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韓国人男性、40年間で身長は6センチ伸びウエストは13センチ増えた

韓国人男性、40年間で身長は6センチ伸びウエストは13センチ増えた

Posted March. 31, 2022 08:37,   

Updated March. 31, 2022 08:37

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会社員のキムさん(38)は、昨年買ったズボンのボタンが合わず、悩んでいる。3年前に第1子が生まれてから、休まずやってきた運動を休んでおり、忙しいスケジュールで頻繁に出前を取り、体重が1年間で8キロも増えた。

韓国人男性の平均身長が日増しに伸びている中、肥満の尺度である胴回りは身長よりも早く増加している。胴回りは、1979年以降約40年間で10センチ前後増えており、その結果、男性の半分ぐらいは肥満という結果が出た。

産業通算資源部傘下の国家技術標準院は30日、こうした内容を盛り込んだ「第8回韓国人の身体指数調査」の結果を発表した。同調査は、衣類や生活用品などの製品とサービス競争力を高めるために、国民の身体指数と形状情報を収集するもので、1979年以降、5年ごとに8回行われた。

今回の調査結果、男性の平均身長は172.5センチ、女性は159.6センチだった。2000年代以降、平均身長は着実に伸びている。1979年の1回目の調査の時と比べると、男性は6.4センチ、女性は5.3センチ伸びた。

問題は、肥満男性の割合が増え続けているということだ。今回の調査の結果、男性の平均BMI指数は24.9だった。1979年の22.1から約40年間引き続き上がっており、今回調査対象の男性の47.0%が肥満だった。一方、女性の体質量指数は22.6で、1979年の22.0からそれほど変わっていない。腹部肥満の指標になる胴回りも男性は増え、女性は20代を除いた全年齢層で減った。1979年以降、20~40代男性の腰回りは7.3~12.9センチ増えている。

上・下半身の割合を示す脚の長さの割合は、すべての年齢層で伸びた。男性の脚の長さの割合は2004年の43.7%から45.3%へ、女性は44.4%から45.8%へそれぞれ伸びた。身長で下半身が占める割合が高い欧米型体型に変わってきている。

頭の奥行きに対する幅の割合である「頭の幅指数」は、年齢や性別を問わず0.84~0.89だった。頭の前後が短く、左右が長いという意味だ。背が高くなり、体型が欧米型に変化してきているにもかかわらず、頭の形は、東洋人の特性を維持しているものと解釈される。


世宗市=キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com