ポスコホールディングスは23日(現地時間)、アルゼンチン・サルタ州のオンブレムエルト塩湖で、ポスコホールディングスの崔正友(チェ・ジョンウ)会長らが出席した中、塩水リチウム工場の着工式を行ったと発表した。この工場は、バッテリー用リチウムを生産するための工場だ。2024年上半期(1~6月)の完成を目指す。年間2万5000トンの水酸化リチウムが生産されると予想される。ポスコグループは、水酸化リチウム鉱権の買収から探査、工場建設および運営に至るまで、すべての過程を手がけてきた。投資金総額は8億3000万ドル(約1兆ウォン)。
リチウムは、電気自動車向けバッテリーの重要素材の一つだ。ポスコグループは、リチウムの生産規模を2028年に最大10万トンまで拡大する方針だ。10万トンの水酸化リチウムは、電気自動車240万台で使用できる量だ。
李建赫 gun@donga.com