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医療スタッフ感染時は3~5日の隔離で復帰

医療スタッフ感染時は3~5日の隔離で復帰

Posted February. 25, 2022 07:53,   

Updated February. 25, 2022 07:53

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今後、医療スタッフが新型コロナウイルスに感染する場合、3~5日間の隔離の後、医療現場に復帰できることになる。医療スタッフの感染が増え、病院の運営が麻痺することを防ぐためだ。

保健福祉部と疾病管理庁は24日、病院内の医療人員が新型コロナウイルスに感染する場合、隔離期間(7日)を満たさずに診療に復帰しても、隔離場所の離脱と見なさないという公文書を保健所と医療機関に配布した。ただし、無症状や症状の軽い医療スタッフに限り、復帰前に迅速抗原検査で陰性判定を受けなければならない。中央災害安全対策本部のイ・ギイル第1統制官は、「一部の病院で医療スタッフの多くが感染し、患者を受け入れることができないケースが続出しているため、このように措置した」と明らかにした。

 

このため、一部の病院では感染による医療スタッフの欠勤率が5割を超える診療科目や病棟に限り、隔離期間を短縮することを検討するなど、独自の基準を設けている。ソウル大学病院感染内科のキム・ナムジュン教授は、「循環器内科など患者の生命維持に関与する診療科目で人員が半分以上隔離になる状況になれば、決断が避けられない」と話した。ただし、一部の病院は早期復帰した医療スタッフが一般患者を感染させる可能性があるため、踏み切れずにいる。

新型コロナウイルスの感染者を陰圧病床でなく一般病床で診療する病院も全国で拡大するものとみられる。ソウル大学病院は22日から、新型コロナウイルスに感染したが無症状や軽症の入院患者の場合、陰圧病床でなく一般病床で治療する新しい指針を施行した。以前は新型コロナウイルスに感染すれば、感染内科と呼吸器内科の医療スタッフが担当したが、主治医が担当することになる。防疫当局関係者は、「このような診療方式を独自の業務継続計画(BCP)に導入する病院が増えている」と話した。


チョ・ゴンヒ記者 キム・ソヨン記者 becom@donga.com · ksy@donga.com