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安秀哲氏「いかなる波風にも決して屈しない」、大統領選レース完走に意欲

安秀哲氏「いかなる波風にも決して屈しない」、大統領選レース完走に意欲

Posted February. 19, 2022 08:41,   

Updated February. 19, 2022 08:41

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中道野党「国民の党」の大統領選候補、安哲秀(アン・チョルス)代表は18日、「どんな波風にも屈することなく最善を尽くす。決して屈しない」とし、大統領選を完走する考えを再度強調した。15日の党の遊説バスでの死亡事故後、4日間選挙運動を中断していた安氏は、19日午前から選挙運動も再開する。

安氏は同日、バス事故で死亡したソン・ピョンオ論山(ノンサン)・鶏龍(ケリョン)・錦山(クムサン)選挙対策委員長の告別式の弔辞で、「政権交代をする理由が、より良い大韓民国をつくるためでなければならないという私たちの信念を、私と残った同志たちが必ず成し遂げる」とし、「ソン同志と私たち皆が追求したその道に向かって、私、安哲秀は鋼のように強く、太い綱のように堅固にその道を行く」と述べた。また、「必ず勝利して理念と陣営の時代ではなく、科学と実用の時代を開く」とし、「旧体制の終息と新しい時代の開幕に向けてしっかりと進んでいく」と述べた。

安氏は19日、慶尚南道金海(キョンサンナムド・キムヘ)で行われた、遊説バス事故で死亡した運転手の告別式に参列した後、午前9時から選挙運動を再開する方針だ。安氏は去る大統領選の時と同様に、徒歩遊説を行い、有権者に直接支持を呼びかける計画だ。安氏側関係者は、「いまだに『国民の力』の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補側から一本化と関連した具体的な提案をしてきたことはない」とし、「最後まで完走するという候補の意志は強い」と語った。

ただし、「国民の党」は尹氏側から一本化に関する進展した提案がある場合、会合に応じるという方針だ。このため、尹氏の大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)の遊説が終わる20日前後に両候補の電撃会合が行われるという見方もある。「国民の力」関係者は、「多者構図でも勝機を捉えたと判断し、一本化に対する内部議論は事実上停止した状態」とし、「会合が成功するかどうかは全面的に尹氏の決断にかかった問題」と話した。


ユン・ダビン記者 empty@donga.com