
貸し出し規制と金利引き上げなどでソウルのマンション取引きが激減する中、高級マンションが集中している江南区(カンナムグ)のマンション価格が、1年3カ月ぶりに下落した。
17日、韓国不動産院の週間マンション価格動向によると、14日調査を基準に、江南区マンションの売買価格は先週より0.01%下がり、2020年11月以降初めて下落した。龍山区(ヨンサング)も前週比0.01%落ち、2020年6月以降1年8カ月ぶりに下落に転じた。
ソウル25区のうち瑞草区(ソチョグ)・城東区(ソンドング=0%)、中浪区(チュンラング=0.01%)を除く22区のマンションの売買価格が下落した。ソウル全体のマンションの売買価格は、前週(マイナス0.01%)に比べて0.02%落ち、下落幅が拡大した。4週連続の下落だ。不動産院は、「貸し出し規制や金利引き上げなどで買い手に様子見の雰囲気が強まり、昨年高騰したり、売りの物件が多く出ているマンション団地を中心に価格調整が進んでいる」と説明した。
実際、ソウル江南地区の主要マンション団地で、従来の最高価格より数億ウォンが下落した価格で売られる例が相次いでいるなど、江南の中心地にも下げ止まりの動きが広がっている。
全国マンションの賃貸保証金も同様に、先週に比べて0.01%下がり、2019年8月以降2年半ぶりに下落した。
チェ・ドンス記者 イ・セセム記者 firefly@donga.comiamsam@donga.com