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決戦を控えた北京五輪代表選手たちの様々なルーティン

決戦を控えた北京五輪代表選手たちの様々なルーティン

Posted January. 25, 2022 08:23,   

Updated January. 25, 2022 08:23

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2022北京冬季五輪を控えた選手たちは、一方の悔いも残らない勝負を夢見る。「より速く、より高く、より力強く、みんなで一緒に」という五輪スローガンにふさわしい最善の競技を繰り広げるためには、それぞれ守らなければならないルーチンも多い。北京五輪代表選手たちの様々なルーティンを覗いて見た。

3大会連続で五輪舞台に立つリュージュ代表のチョ・ジョンミョン(29)はスライディングを控えては最後に米EDMアーチスト、DJグリフィンの「If Ileft the world」を聞く。日ごろから聞いいている音楽を聞きながら、終盤に集中力を引き上げるケースだ。スノーボード代表のチェ・ボグン(31)も、「競技当日に朝起きるやいなやストレッチングをしながらクラシックを聞く。

種目は同じでもルーティンは正反対の場合もある。スケルトン代表のチョン・スンギ(23)は、試合前に冷水でシャワーを浴びながら集中力を高める。試合直前には「面白そう。わくわくする」を繰り返して口にする。一方、同じスケルトンのチャン・ギゴン(35)は競技に出る1時間前にお湯でシャワーを浴びる。服や靴下を着る時は、無条件左からにしている。

競技場の中でのルーティンも多い。カーリング代表のキム・ギョンエ(28)には、ストーンを投げる前に、指でアイスを触った後、ズボンで拭いてからストーンハンドルを握る癖がある。滑るのを防ぐためにしてきた動作が、そのまま癖になった。ボブスレーのキム・ヒョングン(23)はレースのスタート前に唇を2度噛む。ヘルメットは前の選手が出発準備をする時にかぶる。

ショートトラック代表チーム最年長のクァク・ユンギ(33)は競技開始前にあくびをして緊張をほぐす。本人は「頭がすっきりする感じ」と言う。キム・ドンウク(29)には、スケートブーツは左足から履き、リンクに入っては骨盤を2、3回ほど回すルーティンがある。女子代表チームのエース、チェ・ミンジョン(24)は前向きな独り言を口にしながら集中力を上げる。

このほか、試合のたびに同じシャツや下着などを着る場合も多い。


姜泓求 windup@donga.com