Go to contents

李・尹両氏のテレビ討論、与野党が日時めぐり神経戦

李・尹両氏のテレビ討論、与野党が日時めぐり神経戦

Posted January. 19, 2022 08:55,   

Updated January. 19, 2022 08:55

한국어

旧正月前のTV討論の開催に合意した与党「共に民主党」と保守系最大野党「国民の力」の神経戦が続いている。「共に民主党」は27日に初討論が行われると発表したが、「国民の力」は「旧正月前日の31日にしよう」と応酬した。

「共に民主党」選挙対策委員会の放送討論コンテンツチーム長の朴柱民(パク・チュミン)議員は18日、「『共に民主党』と『国民の力』が提案した(地上波)放送局3社のTV討論の開催要請の返答公文書が今日来た」とし、「27日午後10時から午前0時までの120分間、(李在明候補と尹錫悦候補の)2者討論をすることを決めた」と明らかにした。13日に「共に民主党」と「国民の力」が送った討論開催要請公文書に放送局3社が27日に回答したということだ。

しかし「国民の力」は「事実でない」と反論した。放送局に2者討論が可能かどうか公文書を通じて意見を聞いただけで、日程や司会者などの細部の事項は与野党が再び合意しなければならないということだ。「国民の力」のTV討論交渉団代表の成一鍾(ソン・イルジョン)議員は同日、「(日程が確定したのでなく)放送局3社が『27日が良いだろう』という意見を送った」とし、「全世代が集まる31日のゴールデンタイムに討論会をするのがよくないか」と話した。旧正月前日の31日午後6~10時が望ましいということだ。

 

両党が神経戦を繰り広げる中、中道野党「国民の党」は裁判所に2者TV討論の放送禁止仮処分申請を出すと明らかにした。「国民の党」は、「両者に対する特検は踏み潰したまま、2者討論の野合で選挙戦を人為的に2者構図にしようとする画策を直ちに中止せよ」と批判した。2007年の大統領選の時も、李明博(イ・ミョンバク)、鄭東泳(チョン・ドンヨン)、李会昌(イ・フェチャン)候補の3者討論が推進されたが、他の候補らが放送禁止仮処分申請を出し、実現しなかった。

本格的な3者対決構図を狙う「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補は同日、西江(ソガン)大学哲学科の崔珍晳(チェ・ジンソク)名誉教授を常任選挙対策委員長に迎え入れ、支持基盤の拡大に乗り出した。安氏はフェイスブックを通じて、満2~7歳の子どもたちに口元が見える透明マスクを無償で提供すると約束した。


洪禎秀 hong@donga.com