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現代自、北米と欧州で「今年の車」6つを総なめ

現代自、北米と欧州で「今年の車」6つを総なめ

Posted December. 16, 2021 08:30,   

Updated December. 16, 2021 08:30

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現代(ヒョンデ)自動車グループが今年発売した新車が、北米や欧州地域の主要自動車団体や専門誌から最高賞を6回受賞し、「グローバルトップティア(最上位圏)」メーカーとしての地位を固めた。ブランド価値は高まり、海外での販売も好調を見せ、好評を得ている空気だ。

現代自グループが15日、世界的影響力の大きい主要自動車アワード10件の受賞内容を分析した結果、最高賞の「今年の車」部門を6件総なめし、グローバル最多選定メーカーとなった。フォードが2回、フォルクスワーゲンとトヨタはそれぞれ1回選ばれた。最高賞無しに部門別のみ発表する自動車専門メディア「ワットカー」と「カーアンドドライバー」を除けば、8つの授賞式で6つを受賞したことになり、事実上、今年の主要自動車アワードを総なめしたことになる。

車種別では、「エラントラ」(韓国名=アバンテ)が北米で今年の車に選ばれ、ジェネシス「GV80」はカナダで今年のユーティリティー、「アイオニック5」はドイツと自動車専門メディア「オートエクスプレス」の2つから今年の車に選ばれた。「GV70」と「i20N」はそれぞれモータートレンド、トップギアなどの専門メディアで「今年の車」に選ばれた。現代自側は、「アジア企業の評価に非常に厳しいトップギアが、現代自を最高の地位に上げたことは非常に鼓舞的だ」とコメントした。トップギアは2000年代初め、現代自を「車輪付き冷蔵庫」と酷評したメディアだった。

グローバル販売台数にも前向きな影響を及ぼしている。先月まで、現代自グループの米市場シェアは約9%と試算される。この傾向が続けば、年間基準シェアでは初めてホンダを抜き、5位につくことになる。欧州では今年1~10月、現代自と起亜(キア)の合計シェアが8.6%だった。BMWとトヨタを抜いた4位だ。

今年第1~第3四半期の累積グローバル自動車販売台数は、フォルクスワーゲングループ(695万台)とトヨタグループ(632万台)に次ぎ、ルノー・日産・三菱アライアンス(549万台)、現代自動車グループ(505万台)、ステランティス(504万台)が競合している。


申東秦 shine@donga.com