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めっきり若返った三星、30代常務が4人と40代副社長が10人

めっきり若返った三星、30代常務が4人と40代副社長が10人

Posted December. 10, 2021 08:12,   

Updated December. 10, 2021 08:12

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三星(サムスン)電子が、史上最多の30代常務と40代副社長を昇進させた。職級や年次とは関係なく、実力を備えた若い人材らを次期最高経営者(CEO)の候補群として大勢抜擢した。

三星電子は9日、副社長68人、常務113人、フェロー1人、マスター16人の198人を昇進させる内容の2022年度の定期役員人事を発表した。

30代常務は4人、40代副社長は10人だ。40代の副社長は史上最多、30代常務は2012年末に4人が抜擢されたのに続き、最も多い数字だ。最年少副社長には、音声認識専門家でグーグル・マイクロソフト(MS)のソフトウェアエンジニア出身のキム・チャンウ副社長(45)が昇進した。最年少常務は、中央処理装置(CPU)・グラフィック処理装置(GPU)プロセッサーの設計専門家であるパク・ソンボム常務(37)が抜擢された。

外国人と女性役員は、昨年に比べて7人増えた17人を昇進・任命した。消費者経験やサービスプラットフォームとして生まれ変わるという「ニュー三星」の旗印に合わせ、ソフトウェアの優秀人材を多数役員に配置し、消費者経験関連分野の主要人材を昇進させた。

同日、4日間のアラブ首長国連邦(UAE)出張を終えて帰ってきた李在鎔(イ・ジェヨン)三星電子副会長は、「他の国と産業で、未来をどのように準備しているのかを見た」と語った。李副会長の帰国と共に、2022年度の社長団、役員人事を終えた三星電子は、内部の役職整備を通じて来年の経営に向けた準備を終える。


郭道英 now@donga.com