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乗用車尿素水、ガソリンスタンドで最大10リットルの購入可能に

乗用車尿素水、ガソリンスタンドで最大10リットルの購入可能に

Posted November. 12, 2021 08:40,   

Updated November. 12, 2021 08:40

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乗用車の利用者は、年末まで尿素水を車両1台あたり一度に10リットルまで購入できる。貨物・バンは30リットルまで購入できる。尿素水の販売先は、全国のガソリンスタンドに限られる。

産業通商資源部(産業部)と環境部は11日、この日から12月末までこうした内容を盛り込んだ尿素・尿素水を巡る「緊急需給調整措置」を施行すると発表した。緊急需給調整措置とは、経済危機などで品物の供給が不足し、国民生活に大きな被害が生じた時に施行される。昨年、新型コロナ禍でマスク需給大乱」が起きると、1976年に物価安定法制定後初めてこの措置が施行され、今回が2度目となる。

年末まで尿素水はガソリンスタンドでしか買えない。オンラインや大手スーパーを通じての買い溜めを予防しようという趣旨だ。ただ、販売者が建設現場などの特定需要者と直接供給契約を交わせば、ガソリンスタンドを経ずに取引できる。尿素水の生産・輸入・販売業者は、生産・在庫量等を翌日昼12時までに毎日環境部の電算システムに届け出なければならない。

乗用車の利用者は、1台につき1度に10リットルまで購入できる。貨物・バン、建設・農機械の利用者は30リットルまで買える。ガソリンスタンドで尿素水を購入して出るのではなく、直接車に注入する場合は制限なく満タンに入れることができる。

政府は購買回数の制限は設けていないが、ガソリンスタンド別の購買内訳を点検して、過度な購買が起これば制限する方針だ。今回の措置は12月末までの期限付きで施行されるが、需給状況によっては延長される。政府はまた、民間輸入業者が保有している尿素のうち、車両用700トンを尿素水にし、12日から供給する予定だ。これは尿素水約200万リットルを作れる量で、事業用貨物車と路線・マイクロバスが10日ほど使える水準だ。


具特敎 kootg@donga.com · 宋忠炫 balgun@donga.com