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随時募集を1カ月後に控え「浪人も受賞実績は1学期当たり1件のみ」

随時募集を1カ月後に控え「浪人も受賞実績は1学期当たり1件のみ」

Posted August. 14, 2021 08:29,   

Updated August. 14, 2021 08:29

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来月10日から始まる2022学年度の大学随時1次募集で、卒業生も在学生と同じく学生簿の受賞実績を「1学期当たり一つ」だけ提出することになった。

教育部は最近、各大学に提示した「学生簿制度の変化に伴う2022学年度の入学選考運営時の参考事項」でこのように案内したと、13日明らかにした。今年の高校3年生からは、学生簿に1学期当たり一つ、3年間計6件の受賞実績のみ記入できる。一方、昨年は高校3年生だった2021年の卒業生とその前の卒業生はすべての受賞実績を記入できるので、今年の大学入試で、卒業生と在学生間の学生簿領域における公平性に問題があるという指摘が出ている。

教育部はこうした懸念を解消するため、卒業生も随時・定時願書を受け付ける際、在学生と同じ規定の適用を受けるようにする方針だ。各大学は、受賞実績のほか、卒業生と在学生間の学生簿の領域変更を考慮し、卒業生の学生簿を修正・活用しなければならない。現在高校3年生は、放課後学校、小論文、特記事項などは記載できないが、卒業生の学生簿にはこのような内容がある。教育部は、各大学が卒業生の学生簿の特定項目全体を隠す処理をすることにした。卒業生は願書受付の際、大学入試選考に反映することを希望する受賞実績を直接作成し、大学に追加書類として提出しなければならない。ユーウェイ、進学社などの大学別受付ページ内に、「追加書類提出機能」が盛り込まれる。

ただ、随時願書の受付を1カ月後に控えて入試指針が変わり、卒業生の間では不満が出ている。彼らは学校での教師と進路相談が難しいため、自ら提出する受賞実績を決めなければならない。ユーウェイ教育評価研究所のイ・マンギ所長は、「受賞実績を選ぶときは、専攻適合性と学業力量をよく示すものを決めなければならない」と助言した。


チェ・イェナ記者 チョ・ユラ記者 yena@donga.com · jyr0101@donga.com