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北朝鮮の交易が昨年70%減少、コロナによる国境封鎖の影響

北朝鮮の交易が昨年70%減少、コロナによる国境封鎖の影響

Posted July. 30, 2021 08:22,   

Updated July. 30, 2021 08:22

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北朝鮮の昨年の貿易規模が、ウォン建てで1兆ウォンにも達していないことが分かった。新型コロナウイルスの拡大防止に向けた北朝鮮当局の国境封鎖と国連の対北朝鮮制裁の長期化などが影響を及ぼしたものと見られる。

KOTRAは30日に発刊した報告書「2020年度の北朝鮮の対外貿易動向」で、北朝鮮の昨年全体の輸出入規模を8億6300万ドル(約9900億ウォン)と集計した。2019年より73.4%減少した。2020年の輸出は8930万ドル、輸入は7億7367万ドルと、貿易収支が赤字だった。韓国は昨年、輸出が5128億ドル、輸入が4672億ドルだった。北朝鮮の貿易規模は韓国の0.08%と言える。

北朝鮮の最大交易国である中国への輸出入依存度は、2019年の95.4%から昨年は88.2%へとやや減少したものの、第2位の交易国ロシアの割合は4.9%にとどまるなど、依然として中国に大きく依存している。ベトナムが交易割合が1.8%で3位で、その他の国々の割合はいずれも1%未満だった。


徐亨錫 skytree08@donga.com