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鄭鎮奭死去、文大統領が弔問、「韓国天主教の大きな柱を失った」

鄭鎮奭死去、文大統領が弔問、「韓国天主教の大きな柱を失った」

Posted April. 30, 2021 08:14,   

Updated April. 30, 2021 08:14

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人は、鄭鎮奭(チョン・ジンソク)枢機卿の善終から3日が経った29日、ソウル中区(チュンク)の明洞(ミョンドン)大聖堂に設けられた葬儀場に弔問に訪れた。大統領夫妻は敬虔な天主教信者で、文大統領が直接葬儀場に弔問するのは2月の白基玩(ペク・キワン)統一問題研究所長の死去以来。

 

文大統領は弔問後、廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿と言葉を交わし、「韓国天主教の大きな柱を失った。困難な時に教会と社会の大老が亡くなられたことは残念だ」と述べた。また、鄭枢機卿について、「私たちに大きな教えをくれた。大変な時も人生に対する感謝と幸福の重要性と価値を強調され、特に葛藤が多い時代に平和と和合が重要だと言われた。天国でも和合する社会のために誰よりも祈ってくださるだろう」と話した。「真の幸せな暮らし、清貧の暮らしという良い贈り物をくださったことに感謝する」とも述べた。

これに対して廉枢機卿は、「病室で鄭枢機卿に会った時、国の平和のために、コロナ終息のために祈らなければならないとおっしゃっていた。特に最近のように困難な時には、教会は国のために熱心に祈る」と話した。

一方、葬儀場が設けられた明洞大聖堂には追悼の列が続いている。新教連合団体の韓国教会総連合代表会長のソ・ガンソク、イ・チョル、張鐘鉉(チャン・ジョンヒョン)牧師も同日、葬儀場に弔問に訪れた。天主教ソウル大教区は、弔問初日の27日、弔問客が約1万人と推算されたと明らかにした。フランシスコ教皇の追悼メッセージも近く伝えられる予定だ。ソウル大教区は、鄭枢機卿が39歳だった1970年に清州(チョンジュ)教区長に任命され、韓国人最年少主教という報道に対して、「43年に平壌(ピョンヤン)6大代牧区長に任命されたホン・ヨンホ主教が36歳で、韓国人としては最年少主教」と明らかにした。


パク・ヒョモク記者 キム・ガプシク文化専門記者 tree624@donga.com · dunanworld@donga.com