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亀尾の女児、新生児の名札取れた写真を確認

亀尾の女児、新生児の名札取れた写真を確認

Posted March. 29, 2021 08:43,   

Updated March. 29, 2021 08:43

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慶尚北道亀尾(キョンサンブクド・クミ)で起きた3歳の女児死亡事件を捜査している警察が、新生児の名前などの情報が記された足輪の形をした名札が赤ちゃんの体から取れていた情況を突き留め、実母A氏(48)や周辺の人々を対象に集中捜査を実施している。

28日、慶尚北道警察庁などによると、A氏の娘Bさん(22)は、自分が出産した産婦人科病院で、携帯電話で赤ちゃんの写真を数枚撮影した。B氏の携帯電話から見つかった写真の中に、赤ちゃんの足首にあった名札が取れている姿が映った写真も含まれているという。

警察は、B氏の携帯電話の写真を時期別に整理する中で写真を見つけた。B氏の元夫もとあるテレビ番組で、「新生児の名札が取れていた」と話した。警察の関係者は、「出産記念に撮った写真の中から名札が切り離された姿が出ている。B氏は複数枚を撮影した際に、そのシーンがあるとは知らなかったとみられる」と話した。

警察は、誰かが故意に赤ちゃんの名札を解除したか切ったものとみて、新生児のすり替えが行われた証拠の一つと見ている。A氏が娘のB氏が生んだ赤ちゃんの名札を切り離した後、これを自分が生んだ子どもの足首につけた可能性があるということだ。共犯がいるかどうかも取り調べている。

警察はまた、A氏が、娘のB氏の出産直後の2018年3月31日、その産婦人科を初めて訪れたことを確認した。A氏は、その後B氏が退院するまで、毎日産婦人科を訪れたという供述も確保した。B氏は出産1週間後に退院した。

警察は同年4月2日以前に「新生児のすり替え」が行われたとみている。この日は、赤ちゃんが生まれてから48時間が経って血液検査を行った日だ。病院の資料には、赤ちゃんの血液型がA型となっている。警察の関係者は、「B氏と元夫の間で生物学的に出られない血液型だ。当時産婦人科で勤務していた職員を特定して、集中的に調査する方針だ」と明らかにした。


張泳勳 jang@donga.com