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免疫の時間が始まった、今日からアストラワクチン接種

免疫の時間が始まった、今日からアストラワクチン接種

Posted February. 26, 2021 08:07,   

Updated February. 26, 2021 08:08

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韓国初の新型コロナウイルスワクチンの接種が26日から始まる。昨年1月20日に韓国で初めて患者が発生して以来、403日ぶりに「新型コロナ防疫戦線」のパラダイムが変わる。

丁世均(チョン・セギュン)首相は25日、政府ソウル庁舎で中央災難安全対策本部会議を開き、「政府は切実な気持ちで日常回復を望むすべての国民の願いを込めて、目標時点まで集団免疫の夢を実現したい」と述べた。その上で「先にワクチンを接種している国を見ると、社会的警戒心が緩んで大きな混乱を経験しているだけに、その経験を参考にしなければならない」と強調した。

初のワクチン接種は26日、全国213の療養施設の入所者および従事者を対象に始まる。24日に出荷されたアストラゼネカワクチンを使用する。全国292の療養病院も、それぞれの計画に従って、5日以内に接種を行わなければならない。

政府はワクチン接種に関連して、特定人物を「第1号接種者」に指定しないことにした。疾病管理庁は、「26日午前9時から全国各地で接種が始まるが、全員が最初の接種者になる」と明らかにした。

ワクチン接種開始を翌日に控えた25日、政府は一日中ワクチンの輸送に乗り出した。京畿道利川(キョンギド・イチョン)にある物流センターで包装されたアストラゼネカ製ワクチンは、同日午前5時50分から1トン級の冷蔵トラック56台に載せられ、全国257の保健所や療養病院などに輸送された。24日夜は済州道(チェジュド)に送る1950人分のワクチンが、全羅南道木浦(チョルラブクド・モクポ)港に輸送される途中、輸送容器の温度が適正温度(2~8度)より低く、全量回収される出来事も発生した。

一方、26日は、米国のファイザー製ワクチンがに輸入される。このワクチンは27日、国立中央医療院の医療従事者199人と首都圏のコロナ対応医療従事者101人などを対象に接種される。


ユ・グンヒョン記者 キム・ソヨン記者 noel@donga.com · ksy@donga.com