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文大統領、「平和プロセスに向けて韓米同盟を強化」

文大統領、「平和プロセスに向けて韓米同盟を強化」

Posted February. 16, 2021 07:56,   

Updated February. 16, 2021 07:56

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が15日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官に「韓半島平和プロセスが成功するには韓米同盟を強化しなければならない」とし、「バイデン米政権と緊密に意思疎通して協力してこそ可能なこと」と明らかにした。特に文大統領は、「周辺国とも緊密に協力し、国益を守るために努力してほしい」と述べた。

文大統領は同日、大統領府で鄭氏に任命状を渡した後、非公開の歓談で鄭氏に「韓半島平和プロセスを成功させるための最後の努力をする機会であることを再び強調したい」とし、このように話した。文大統領はその一方で、「私たちに与えられた時間が多くないのは事実だが、顕著な成果を上げるために焦らないでほしい」とし、「着実に接近することを願う」と話した。

北朝鮮核問題の解決と南北関係の修復が重要だが、政府の任期が約1年しか残っていない状況で、バイデン政権と緊密な調整なく無理に南北関係改善を推進する場合、韓米同盟で不協和音が出る可能性があると懸念したのだ。特に、「韓半島平和プロセスの成功に向けた周辺国の協力」を強調したのは、バイデン政権が北朝鮮核問題の解決に向けた韓米日3国協力と韓日関係改善を強調するため、南北関係修復に向けて韓日関係の改善から必要だという意向を明らかにしたとみられる。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com