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今年の旧正月連休は終電も延長せず、ソウル市がコロナ対策

今年の旧正月連休は終電も延長せず、ソウル市がコロナ対策

Posted February. 05, 2021 08:14,   

Updated February. 05, 2021 08:14

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今年の旧正月連休期間(11~14日)は、公共交通機関の終電時間が延長されない。ソウル市は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、このような旧正月を巡る総合対策をまとめた。

ソウル市の関係者は、「現在、新型コロナの再拡大において重大なヤマ場にあると判断し、強力な防疫に重点を置いた」と、4日明らかにした。この21日間で100~150人を行き来しながら減少傾向を見せていたソウル市の一日の新規感染者は、2日は188人、3日は172人に増えた。

防疫強化のため、地下鉄やバスの一日の防疫回数を増やし、ソウル駅や高速ターミナル駅などの主要駅舎8カ所に防疫人員を集中的に投入した。ターミナルには隔離所を設置し、感染の疑いがある人を即時に隔離できるようにした。大手スーパーやデパート、伝統市場など、人々で賑わう所を対象に防疫と安全点検にも乗り出す。

市立墓地を経由する市内バスの増便と無料循環バスも廃止した。2月6日、7日と11~14日は市立葬儀施設の奉安堂を閉鎖し、その代わり「サイバー追悼の家」サービスを提供する。

診療と治療は続く。連休期間中、各自治区別に選別診療所を1カ所以上運営し、感染症専従病院と生活治療センターも引き続き運営する。ホームレス施設やドヤ街、障害者福祉館など、社会的弱者層には弁当を提供したり、食べ物を自宅に配達したりするなど、非対面方式で支援を続ける。曺仁棟(チョ・インドン)市企画調整室長は、「旧正月連休中は、感染症に備えた態勢を徹底的に維持する」と語った。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com