
与党「共に民主党」の立法独走によって起こった与野党の「フィリバスター(議事妨害)」対立が長期化する見通しだ。野党「国民の力」がフィリバスターカードを取り出し、「共に民主党」が「やるならやってみろ」と採決による強制終了をしない方針を固めたことを受け、「国民の力」の新人議員58人全員が「フィリバスターを申請する」と行動に出たのだ。「国民の力」は、憲法裁判所に高位公職者犯罪捜査処(公捜処)法改正案の効力停止仮処分申請を提出するなど、公捜処法改正案を無効にする法的対応にも出た。
「国民の力」の新人議員は11日、国会で記者会見を行い、「今、私たちができる最低限の抵抗であるフィリバスターを通じて、このように国民に訴えている」とし、「独裁の城を押し倒し、文在寅(ムン・ジェイン)政府の国政壟断を審判し、大韓民国を正常に戻せるよう助けてほしい」と呼びかけた。
「国民の力」の朴亨修(パク・ヒョンス)議員は、「すでに(フィリバスターを)申請した当選2回以上の議員は予定通りに行い、その順が終われば、(新人議員が)全員参加する」と述べた。新人議員らは前日夕方、SNSのチャットルームで、「『共に民主党』があてこすって十分な機会を与えるというのだから、私たちが全員行動に出なければならないのではないか」と話し合い、このような決定を下したという。
与野党が「フィリバスター自尊心対決」に入り、12月の臨時国会が終わる来年1月8日までフィリバスターが続く可能性あるとみられている。国会法上、演説申請者がいないか、在籍議員5分の3(180人)以上の同意を得ない限り、国会会期が終るまでフィリバスターを継続することができる。歴代最長のフィリバスターは、2016年のテロ防止法処理時の「共に民主党」の192時間25分(約8日)。
「共に民主党」内部では、終了時点をめぐって苦慮している。同党関係者は、「公捜処法や国家情報院法をめぐる問題で国民の疲労が累積するほど不利になるのは野党でなく与党にならざるをえない」と話した。
国会本会議場では同日、野党だけでなく与党議員もフィリバスターに参加した。「国民の力」からは、新人の趙太庸(チョ・テヨン)議員に続き、金雄(キム・ウン)、尹喜淑(ユン・ヒスク)議員らが議場で演説し、「共に民主党」からは金炳基(キム・ビョンギ)、洪翼杓(ホン・イクピョ)、呉奇炯(オ・ギヒョン)議員らが演説のバトンを継続した。
一方、「国民の力」の劉相凡(ユ・サンボム)議員は同日、「憲法裁判所に公捜処法改正案の効力停止仮処分申請をした」と明らかにした。劉氏は、「法司委案件調停委の審議対象4条項のうち第6条に対する審議も終えていない状態ですべての改正案を一方的に議決し、国会法の手続きを実質的に傷つけた」と主張した。
姜聲煇 yolo@donga.com · 金埈馹 jikim@donga.com






