
世界のサッカー界をリードしてきたリオネル・メッシ(33=FCバルセロナ)とクリスティアーノ・ロナウド(35=ユベントス)の対戦を2日後に控えた7日、バルセロナ(スペイン)はロナウドとユベントス(イタリア)を挑発した。ツイッターに両選手を並べた画像を投稿したが、メッシの方に「GOAT(The Greatest Of All Time=史上最高選手)」と書き加えたのだ。
しかし、9日にバルセロナのホーム、カンプ・ノウで行われた今季欧州チャンピオンズリーグ(CL)のG組1次リーグ第6節の勝者は、ユベントスの3-0勝利をけん引したロナウドだった。
メッシとは36回目の対戦でロナウドはPK(前半13分、後半7分)だけで2ゴールを決めた。両チームは共に勝ち点15を獲得しているが、1次リーグでの直接対決(1勝1敗)と得失点差(ユベントス+1、バルセロナ-1)で上回っているユベントスが組1位、バルセロナが2位で決勝トーナメントに進出した。敵地で完勝を挙げたユベントスはツイッターに、「我々は君たちのホームにGOAT(ロナウド)を送った」とのコメントを投稿した。英BBCは、「この試合の主人公はロナウドだった。彼の年齢を考えると、今後メッシと対戦する機会はそう多くないだろう」と報じた。
ロナウドとメッシが対戦したのは2018年5月のスペインリーグ戦(2-2引き分け)以来で2年7ヵ月ぶり。当時レアル・マドリード所属だったロナウドは、同年7月にユベントスへ移籍した。今年10月に行われた欧州CL1次リーグ第2節(2-0でバルセロナ勝利)にはロナウドが新型コロナウィルス検査で陽性反応を示して欠場した。
今季に12ゴール(リーグ戦8ゴール)を決め、ユベントスの攻撃をけん引しているロナウドは、メッシとの対戦で通算21ゴール(1アシスト)を記録し、メッシ(22ゴール12アシスト)に1ゴール差まで追い上げた。だが、歴代の対戦ではメッシが16勝9分11敗と勝ち越している。最近決定力(シーズン7ゴール、リーグ戦4ゴール)が衰えて来たとみられているメッシは、この日11本のシュート(枠内7本)を放ったがユベントスのベテランGKジャンルイジ・ブッフォン(42)の好セーブに止められ、無得点に終わった。
ロナウドは試合開始前に、久々に再会したメッシと握手した。米ESPNによると、ロナウドは「長年各種賞を争って来たメッシとは、いつも良い関係を保っている」と話したという。サッカー界の最高権威であるバロンドールをメッシは6回、ロナウドは5回受賞した。建前では「メッシをライバルだと思っていない」と言ったロナウドだが、内心はライバルとの対戦が嬉しい様子だった。欧州サッカー連盟(UEFA)によると、ロナウドは「メッシを相手にした試合で得点すると嬉しい」と語ったという。
一方、H組のパリ・サンジェルマン(PSG=フランス)対イスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)の試合は人種差別発言が問題となり、前半14分で試合中止となった。ルーマニア出身の待機審判員セバスチャン・コルテスク氏がカメールん出身でPSGのコーチを務めるピエール・ウェボ氏に対して「黒人」と呼んだことが問題になった。コルテスク氏の発言に抗議し、両チームの選手たちが退場し、試合は中断された。UEFAは10日、審判員を交代して試合を再開することにした。
鄭允喆 trigger@donga.com






