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ビーガン米特別代表「非核化交渉に期限ない」、北朝鮮に対話要求

ビーガン米特別代表「非核化交渉に期限ない」、北朝鮮に対話要求

Posted December. 17, 2019 08:34,   

Updated December. 17, 2019 08:34

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米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表は16日、「米国には(非核化協議の)期限がない」とし、「われわれはここ(韓国)におり、われわれに接触する方法を知っているはずだ」と述べた。期限を年末に定めて挑発再開のほのめかしている北朝鮮に警告を送り、対話を再開するよう提案したのだ。

ビーガン氏は同日、北朝鮮核問題を話し合う韓米朝首席代表協議を行った後、記者会見で、「北朝鮮のカウンターパートと直接話す。今は仕事をする時だ。やり遂げよう」と述べた。そして、「双方の目的に合致するバランスのとれた合意に向け、創意的で柔軟な方法を提案してきた」とし、「米国はあきらめない」と繰り返し強調した。

しかし、ビーガン氏は北朝鮮が「クリスマスプレゼントを期待せよ」とし、米国を狙った大陸間弾道ミサイル(ICBM)挑発再開をほのめかしていることに対しては強く警告した。ビーガン氏は、「(北朝鮮が)近い将来に大規模な挑発を強行することは、恒久的な平和の実現に最も役に立たない」とし、「まだ遅すぎるということはない」と述べた。ビーガン氏は17日に日本に向かう。しかし、米国は、北朝鮮の反応がある場合、代表団の一部を残して北朝鮮との接触を図る見通しだ。

一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日午後、大統領府でビーガン氏と会い、「韓半島平和プロセスの進展に向けて引き続き努力してほしい」と述べた。


シン・ナリ記者 ムン・ビョンギ記者 journari@donga.com · weappon@donga.com