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与党院内代表、「議員定数の拡大はない」と明言

与党院内代表、「議員定数の拡大はない」と明言

Posted November. 05, 2019 08:33,   

Updated November. 05, 2019 08:33

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与党「共に民主党」の李仁栄(イ・インヨン)院内代表が4日、「議員定数の拡大を懸念する世論を考慮して、現議員定数(300人)の範囲内で選挙法改正を推進している」と明らかにした。

李氏は同日、最高委員会議で、「(自由韓国党が)わが党が議員定数拡大を推進していると偽りの主張をしている。議員定数270人縮小の主張も無責任だ」とし、このように明らかにした。最大野党「自由韓国党」が高位公職者犯罪捜査処(公捜処)の阻止および議員定数拡大反対の場外闘争を始めたことを受け、議員定数拡大論議に線を引いたのだ。李氏は、自由韓国党の場外闘争に対して「実に悪い扇動」とし、「自由韓国党が主張する地方区増設も党利党略だけの主張」と付け加えた。

李氏は、連動型比例代表制の導入と議員定数拡大を検討することを決めた昨年12月の与野党4党の合意を自由韓国党が破ったことも強調した。李氏は、「今になって議員定数の縮小を掲げて連動型比例代表制の検討はまるでなかったことのように主張するのは偽善だ」とし、「自由韓国党は偽の扇動を直ちに止め、(ファストトラック法案に対して)真摯に討論できる代案を出すことを望む」と強調した。

これに先立ち、与党の一部では、正義党など群小野党が主張する議員定数拡大要求を受け入れる代わりに、検察改革法案の処理に向けて議決定足数を確保すべきではないかという声が出ている。しかし李氏が議員定数拡大不可の方針を明らかにしたことで、検察改革法案処理のための交渉カードが減ることになったという見方もある。


黃炯? constant25@donga.com