この10年間、ロト1等に当たったのに当選金を受け取らなかった人が32人いることが分かった。当選者が受領しなかった当選金は1人当たり平均18億ウォンを超えている。
18日、野党自由韓国党の朴明在(パク・ミョンジェ)議員が企画財政部から提出受けた資料によると、2008年から今年6月までロト1等に当選したのに、当せん金を受領しなかった人は32人だった。受領しなかった金額は599億7900万ウォンで、未受領額全体(3813億9400万ウォン)の15.7%に達している。1人当たり平均18億7400万ウォン当たったのに、お金を受け取らなかったことになる。
1等当選者のうち、お金を受け取らなかったケースは、2013年が6人(計117億5600万ウォン)で最も多かった。今年上半期(1~6月)も1人が16億3200万ウォンに当選したが、まだ当選金を受け取っていない。現行規定上、ロト当選金は1年以内に受け取らなければ宝くじ基金に編入されて公益事業に使用される。
当選金を受領しなかった人は、5等当選者が最も多かった。10年間当選金を受領しなかった人は計4890万9741人に達したが、このうち98%である4791万1667人が5等当選者だった。彼らが受領しなかった金額も2395億5900万ウォンで、未受領金額全体の62.8%だった。当選番号が3つ当たる5等は当選金が5000ウォンで金額が少なく、未受領者も多いものとみられる。
朴熙昌 ramblas@donga.com