Go to contents

フランスのシャトレ劇場で韓国のブレイクダンス公演、1500人の観客が大歓声

フランスのシャトレ劇場で韓国のブレイクダンス公演、1500人の観客が大歓声

Posted May. 04, 2024 09:03,   

Updated May. 04, 2024 09:03

한국어

「韓国のブレーキングダンスチームが、パイオリンピックをさらに華やかにした」

2日(現地時間)、フランス・パリのシャトレ劇場。韓国のダンサーが強烈なリズムに合わせてブレーキングを踊ると、観客1500人あまりが歓声を上げた。フランスのダンサーも負けられないかのように、こまのように速いスピードでくるくる回った。

同日、韓国のダンスチーム「ワンミリオン」と20年間の公演の歴史を持つフランスダンスチームの「ポケモンクルー」は、「都市の脈拍、走る」をテーマにバトル公演を行った。2024年のパリオリンピックでブレイクダンスを初採用したことを記念して開かれた公演だ。観客のマノン・ベイイェさんは、「ワンミリオンダンスチームに会いたくて朝早く来た」と話した。フローランス・オーニュさんも、「こんなジャンルの公演がパリで見られるなんて素敵だ」と興奮した。

フランス文化界も注目している。ポケモンクルーのリヤード・プガニー芸術監督は、「シャトレ劇場は、フランスでもクラシックなど『文化エリート』中心に許される空間だ」とし、「韓国のブレーキングを受け入れたということは、シャトレが門戸を開放する美しいことだ」と評した。プガニー氏は、「五輪決勝では米国と韓国が対決するだろう」とも話した。フランスのジュビル・チビ製作会社であるバトルプロ芸術監督も、「韓国チームは、フランスチームにとって非常に大きなライバルだ」と話した。

文化体育観光部が主催した今回のイベントは、5月から6ヵ月間、韓国文化を知らせる「コリアシーズン」の皮切りとなる。フランス政府はパリオリンピックを控え、2021年からオリンピック精神に沿ってフランス全域で文化芸術プログラム「2024パリ文化オリンピアード」を開催し、コリアシーズンも開いている。2024パリ文化オリンピアードのドミニク・エルビーユ総括監督は同日、「芸術とスポーツ間の対話を通じて、共有と連帯などオリンピックの価値をさらに追求する」と述べた。


趙은아 achim@donga.com