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共に民主党の新しい院内代表に朴賛大議員、筋金入り親明系の強硬派

共に民主党の新しい院内代表に朴賛大議員、筋金入り親明系の強硬派

Posted May. 04, 2024 09:04,   

Updated May. 04, 2024 09:04

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第22代国会で171議席の最大政党を率いる野党「共に民主党」の新しい院内代表に強硬派の親明系(李在明氏系)の朴賛大(パク・チャンデ)議員(当選3回・仁川延寿甲・写真)が選出された。朴氏は、親明系内部で候補を調整し、単独での立候補となり、賛否投票を経て選ばれた。民主党系を汲むの歴代政党で、単独で立候補して院内代表に選ばれたのは、2005年のヨルリン・ウリ党の丁世均(チョン・セギュン)議員以来19年ぶり。

民主党は3日、国会議員会館で第22代国会当選者総会を開き、朴賛に対する否投票を行った。民主党の当選者171人のうち170人が投票に参加し、朴氏は過半数の得票で選出が決まった。民主党は得票数を公開しなかったが、圧倒的な賛成率だったという。

延寿(ヨンス)甲選挙区で3期連続で当選を果たした朴氏は公認会計士出身で、李在明(イ・ジェミョン)党代表の大統領選候補時代に選挙キャンプの首席報道担当を務め、最近まで最高委員職を務めた代表的な「筋金入り」の親明系だ。朴氏は同日の投票に先立ち、政見発表でも、「李在明代表との強力なツートップ体制で、第一も改革、第二も改革、第三も改革という覚悟で臨む」とし、「働きながら戦う民主党、行動する民主党になって、国民に政治効能感を感じてもらう」と強調した。

朴氏は就任の第一声で対与党強攻モードを宣言し、第22代国会で強気の対立姿勢を予告した。朴氏は記者団に対し、「『協治』は美しいことだが、立法府として当然出すべき成果を出すことができなければ、政治をみる国民に効能感を与えることができない」とし、「責任ある国会運営のために国会法制司法委員長と運営委員長を必ず民主党の役割として取ってくる」と強調した。朴氏は新しい院内首席副代表に運営首席には朴省俊(パク・ソンジュン)議員(当選2回)、政策首席には金容民(キム・ヨンミン)議員(再選)を任命した。


ユン・ダビン記者 empty@donga.com