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中国漁船、鉄格子を設置しているだけでも拿捕

中国漁船、鉄格子を設置しているだけでも拿捕

Posted December. 31, 2016 08:22,   

Updated December. 31, 2016 08:34

来年から韓中排他的経済水域(EEZ)で操業する中国漁船が鉄格子を設置しているだけでも直ちに拿捕し処罰できるようになった。

 

海洋水産部は30日、中国・北京で29日に開かれた第16回韓中漁業共同委員会でこのような内容を含む「2017年漁業交渉」を妥結したと明らかにした。

交渉によると、韓国政府が不法漁業かどうかを調査するために韓中EEZで操業する中国漁船に乗船した際、漁船に鉄格子や鉄網など乗船調査を困難にする施設がある場合に処罰する根拠が設けられた。

両国は中国漁船の不法操業を阻止するために、西海(ソヘ、黄海)上の北方限界線(NLL)近隣の西側に中国海洋警察の艦艇を常時配備する計画だ。また、韓国のEEZに不法設置した中国の帆張網が発見されれば、関連情報を通知して漁具を撤去することができる。帆張網は、韓国の鮟鱇網と似た形の網だ。

両国は今年10月、中国側の一方的な要求で中断された合同巡視と交差乗船も再び推進することで合意した。

操業規模も減らした。両国は来年1年間、EEZでそれぞれ1540隻の船で5万7750トンを漁獲することができる。また、済州(チェジュ)近隣で操業できる中国の2そう引き底引網漁船も62隻から50隻に減少する。

 

徐壮雨(ソ・チャンウ)海洋部水産政策室長は、「今年、延坪島(ヨンピョンド)の漁業関係者が中国漁船を拿捕して不法操業を取り締まる過程で、中国漁船が韓国海洋警察の高速艇に突っ込んで沈没させるなどの悪材料で年内の交渉妥結が不透明だったが、期限が迫り劇的に合意に達した」と明らかにした。



崔惠? herstory@donga.com