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朴賛郁監督の「アガシ」、米英紙が「今年の映画」に選定

朴賛郁監督の「アガシ」、米英紙が「今年の映画」に選定

Posted December. 12, 2016 08:40,   

Updated December. 12, 2016 08:42

朴賛郁(パク・チャンウク)監督の最新作「アガシ(お嬢さん)、英題=The Handmaiden」が英紙ガーディアンと米紙ニューヨーク・タイムズが選定する「今年の映画」に選ばれた。

英紙ガーディアンは最近発表した「2016年に米国で公開された映画50作品」で、「アガシ」を9位に入れた。同紙は「アガシ」について、「同性愛を扱った歴史小説で有名な英国人作家のサラ・ウォーターズが2002年に発表した『フィンガー・スミス』をまぶしいほどセクシーに変奏した。韓国の傑出した映画監督、朴賛郁は、一作のオペラを連想させるほど原作を豊かに翻案した」と称賛した。

ニューヨーク・タイムズも先週、批評家3人がそれぞれ10作品ずつを選んだ「2016年最高の映画」を発表。この中でマノーラ・ダージス氏が「アガシ」を8位に選定。ダージス氏は、「二人のヒロインの魅力的な関係づくりが想像外の領域で展開され、性、欲望、ポルノグラフィーなどについて複雑な質問を投げかけている」と書いた。

今年10月、北米で封切りした「アガシ」は先週行われたロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)賞授賞式で外国語映画賞と美術賞を受賞した。



孫宅均 sohn@donga.com