車いすに乗った尹石花が７日舞台に上がる

女優の尹石花（ユン・ソクファ、６０）が車いすに乗って、舞台に上がる意気込みを見せている。

尹石花は７日から１６日にかけて、ソウル国立劇場「ダルオルム劇場」で行われる演劇「マスタークラス」のアンコール公演に出演する。氏は先月２０日に起きた交通事故で、肋骨が６本も折れる事故に遭った。当初、先月２９日から行われる予定だった公演も、７日へと延期された。

広報を担当しているサムカンパニー側は、「尹石花がリハビリ治療を受けながら、絶対的な安静が必要な時期だが、観客との約束を守るために舞台に上がることにした」とコメントした。尹石花は２日、ドレスリハーサルを通じて公演再開のための調整を終えている。氏はまだ自由に歩けない状況なので、公演期間中は車いすに乗って、舞台に上がる計画だ。

マスタークラスとは、伝説的ソプラノ「マリア・カラス」の人生を扱った作品であり、ミュージカル俳優「ヤン・ジュンモ」を始め、ソプラノのユン・ジョンイン、ソウル市ミュージカル団のパク・ソンオク、テノールのキム・ヒョンス、ピアニストのアンドレ―・ビニチェンコが一緒に出演する。

김동욱　キム・ドンウク記者 기자creating@donga.com