
7日、広津区によると、阿且山城の南壁や山城内壁などで、高句麗(コグリョ)の蓮の花柄の瓦装飾である「蓮花紋瓦当」(写真)が発見された。今回見つかった瓦堂は、阿且山城周辺の高句麗遺跡地である紅蓮峰(ホンリョンボン)1堡塁で出土された瓦当と同じ形をしている。
阿且山城の南壁90メートルの外壁からは、新羅建築の特徴である外壁補築施設や出水溝(3ヵ所)、内壁では入水溝(2ヵ所)が見つかった。監視哨である「望臺址」では、内外城壁を始め、致誠や方台形施設などが確認された。発掘団は当時、将帥たちがここ望臺址の頂上部で兵士たちを閲兵・指揮しただろうと推定している。
望臺址周辺では、様々な形の瓦も一緒に出土された。新羅の蓮花紋瓦当10数点や様々な銘文資料などが確認された。特に「北漢山城(プッカンサンソン)」の文字が刻まれた瓦が史上初めて見つかり、注目を集めた。これを通じて、新羅が漢江(ハンガン)流域を占領後、阿且山城の名を北漢山城に変えて使ったという学説が実際確認された。
広津区は昨年から、文化財庁から予算の支援を受け、韓国考古環境研究所と一緒に阿且山城内の南壁と排水溝周辺の4575平方メートルを対象に、発掘調査を行っている。
강승현기자 カン・スンヒョン記者 byhuman@donga.com






