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チャンネルA、視聴率シェアの上げ幅が地上波と総編の中でトップ

チャンネルA、視聴率シェアの上げ幅が地上波と総編の中でトップ

Posted April. 16, 2016 07:14,   

Updated April. 16, 2016 07:19

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昨年、チャンネルAの視聴率シェアが、地上波と総合編成チャンネル(総編)とを全部合わせて、最大幅に伸びた。「浮上する総編、沈む地上波」の構図を、チャンネルAがけん引している。

放送通信委員会(放通委)が15日発表した、「2015年テレビ放送チャンネル視聴率シェアの調査結果」によると、昨年、チャンネルAの視聴率シェアは3.520%で、前年より0.864%上昇した。視聴率シェアの上げ幅は、MBN(0.680ポイント)、JTBC(0.331ポイント)、TV朝鮮(チョソン=0.227ポイント)など、ほかの総編より高い。地上波の中では唯一に視聴率シェアが上がったMBCの上げ幅(0.269ポイント)より2倍以上も高い。

総編4社中のチャンネルAの視聴率シェアは、MBN(4.212%)に次いで2位となった。続いてテレビ朝鮮(3.242%)、JTBC(2.941%)の順だった。チャンネルAの視聴率シェアは、昨年、ドラマや芸能で頭角を現したtvN(3.660%)と似ており、地上波であるSBS(5.732%、地域民放は除外)の後を追っている。

視聴率シェアのトップはKBS1(13.210%)で、その後はMBC(12.240%、地方放送局含む)、KBS2(11.288%)、SBS(5.732%)の順となっている。しかし、昨年、地上波3社の視聴率シェアは47.225%と、前年比4.468ポイントが下がったことで、初めて50%を割り込んだ。一方、総編4社の昨年の視聴率シェアは13.915%と、前年比2.102ポイント上昇した。

今回の調査は、放通委が昨年1月から12月にかけて、全国の4000世帯を対象に、テレビで放送される放送チャンネル546件について行った。一方、放通委は、今回の視聴率シェアの調査結果に、放送事業を兼営したり、株・持分を所有している新聞社の有料世帯購読部数を視聴率シェアに換算した数値を合わせた視聴率シェアを、6月に発表する予定だ。



신무경 シン・ムギョン記者 기자