小さくて背が高く、ぼっちゃり…「バービー人形」が現実味のあるプロポーションで生まれ変わる

１９５９年にこの世に誕生したバービー人形は、青い目に金髪、やせぎすの体型だった。１９６０年代後半に「黒人のバービー」、１９８０年の「アジアンバービー」が披露され、髪の毛や目、肌の色は変わったが、「想像の中に存在するプロポーション」と呼ばれている体型は変わらなかった。

バービー人形のメーカーである米玩具メーカー・マーテルは２８日（現地時間）、「５７年ぶりに小さくて（ｐｅｔｉｔｅ）、背が高く（ｔａｌｌ）、ボリュームがあってぼっちゃりした（ｃｕｒｖｙ）３種類の体型のバービー人形を作って、オンライン上での販売を開始する」と明らかにした。さらに、「今後販売されるバービー人形らは、４つの体型に７通りの肌色や２２通りの目の色、２４通りのヘアスタイルを多様に組み合わせて出てくるだろう」と付け加えた。

マーテルのリチャード・ディクソン（ＣＥＯ）は同日の声明で、「バービー人形は世界の少女らの周りでいつも目にできる女の子の姿を盛り込むことになるだろう」と語った。バービー人形はこれまで、容姿至上主義を煽るという批判を受けてきた。マーテルの「バービー人形の多様化」決定は、昨年までの３年間続いた売り上げ減少を打開するための対策だとＡＢＣは伝えた。

뉴욕=부형권특파원　ニューヨーク=プ・ヒョングォン特派員 bookum90@donga.com