
25日に日本名古屋で行われた韓国と日本の女子ハンドボール試合は、「予想外」だった。五輪本戦への出場権がかかっていたこの試合で、韓国は序盤から日本を圧倒的にリードした。すると、日本のハンドボール関係者や取材チームは、韓国の中核を担うキム・オンアとリュ・ウンヒをうらやましげな視線で見つめはじめた。同日韓国が獲得した35点のうち、22点を作り上げた二人の活躍に、日本の取材チームは目を見張っていた。日本のある記者は、リュ・ウンヒのシューティング動作を繰り返して真似しながら、頭を振った。
代表チームのキム・ジンス団長は、「日本の関係者たちが、半ば冗談でキム・オンアとリュ・ウンヒを日本につれていきたいと言っていた」と耳打ちした。試合が終わった後、日本ハンドボール協会の関係者と見られる60代の男性は二人のサインをもらうため、紙とペンを手に持って、天真爛漫な顔で記者会見場をうろついていた。
キム・オンアとリュ・ウンヒに対するプライドを少し置いといて試合前後を振り返ってみると、約4000人の観客が会場を埋め尽くした日本のハンドボールへの関心がうらやまく感じられた。代表チームのイム・ヨンチョル監督も試合後に行われた記者会見で「選手たちは良い雰囲気の中でプレイできた。日本側に感謝したい」と述べた。
実力では差が出たが、ハンドボールに対する日本の国民的な関心と応援は想像を超えるものだった。韓国選手のプレイスタイルと履歴を全部覚えている日本記者たちの反応にも驚いた。1992年バルセロナ五輪の金メダリストであり、日本の実業団で選手と指導者として13年間活躍したオ・ソンオクさんは「家族の中にハンドボール選手がいれば他の家族はもちろん、周りの人も熱狂的なハンドボールのファンになる。結婚する時には相手の男性の家族に、ハンドボール選手としての履歴を真っ先に自慢するほどだ」と述べた。
キム・オンアとリュ・ウンヒが、新体操の孫延在(ソン・ヨンジェ)ほどの人気を博する、女性スポーツスターになることはできないのだろうか。日本でまた韓日戦が開かれば、キム・オンアとリュ・ウンヒを応援する日本のファンも結構いるかもしれない。羨望の気持ちから、5003席規模のソウル松坡区(ソンパク)SKハンドボール競技場が、満員の大観衆で埋め尽くされる幸せな想像をしてみる。
—名古屋より
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