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三星、インド市場攻略のタイゼンフォンZ3を公開

三星、インド市場攻略のタイゼンフォンZ3を公開

Posted October. 15, 2015 07:54,   

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三星(サムスン)電子は14日(現地時間)、インドのグルガオンで、2度目のタイゼンスマートフォン・三星Z3(写真)を公開した。1月にインドで初のタイゼンフォン・三星Z1を発売してから9か月ぶりのことだ。タイゼンは、三星電子がインテルなどと共同で開発した自社内運営体制(OS)であり、グーグルのアンドロイドOSからの独立性を強化するために企画された。

Z3は、三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が発売前に予め使って、機能などを確認したことが伝わり、早くから話題となった製品だ。Z1と同じように、Z3もインドで21日、真っ先に発売され、価格は8490ルピー(約15万ウォン)だ。価格は前作に比べ6万ウォンほど値上がりしたが、製品諸元がその分だけよくなっている。1.0インチ大きくなった5.0インチのHDスーパーアモレッドディスプレイを搭載しており、背面は800万画素、前面は500万画素のカメラを搭載している。

Z3は、特にインド市場に特化された「マイギャラクシー」アプリケーション(アプリ=応用プログラム)を搭載しており、ファッションや映画、旅行など、消費者が頻繁に利用する分野の現地特価販売情報やオンラインショッピングクーポンなどを提供する。「ミックスラジオ」を通じて、13ジャンルのインド音楽3500万曲も、無料でストリーミングすることができる。

三星電子がZシリーズを次々とインドで発売する理由は、インドがスマートフォン業界では「ポストチャイナ」市場と言われているからだ。最近、市場調査会社・ストラテジーアナリスティクス(SA)によると、インドの携帯電話の利用者の約71%で、9億人以上が、いまだフィーチャーフォンを使っている。今年は1億600万台規模のインドのスマートフォン市場は、2018年は1億6400万台規模に膨らみ、中国に次ぐ世界2大のスマートフォン市場に生まれ変わるものとみられる。



jhk85@donga.com