ゴルフの新しい天才少女が誕生した。来月１０日に１８歳誕生日を迎えるブルック・ヘンダーソン（カナダ＝写真）がその主役。
ヘンダーソンは１７日に終わった米女子プロゴルフ（ＬＰＧＡ）ツアー、カンビア・ポートランド・クラシックで圧倒的な技量を披露して優勝を飾った。今大会への出場資格がなく、月曜予選会を経て出場権を獲得したヘンダーソンは、この日、米ポートランド・コロンビアエッジウォーターＣＣ（パー７２）で行われた大会の第４ラウンドで、３打を減らし大会最少スコア記録の通算２１アンダー２６７を記録し、２位タイのチャン・ハナ（ＢＣカード）、ポルナノン・ファトラム（タイ）、キャンディ・クン（台湾）を８打差で引き離し、自身初のＬＰＧＡツアー優勝を果たした。
また、リディア・コ（１５歳４ヵ月２日）、とレキシー・トンプソン（１６歳７ヵ月８日）に次ぎ、ツアー史上３番目に若い１７歳１１ヵ月６日で優勝トロフィを抱いた。月曜予選会を経て優勝したのは、２０００年のステートファームクラシックでのローレル・キーン以来初めて。
昨年１２月にプロ転向したヘンダーソンは、これまで１８歳年齢規定に縛られ、ＬＰＧＡツアーの正式会員になれなかったが、今回の優勝でツアー直行の道が開けた。ヘンダーソンは今季ＬＰＧＡツアーの１０大会に出場し、４回を５位以内に入った。今大会の優勝賞金１９万５０００ドルを含め、今季に計６６万ドルの賞金収入を挙げているが、正式会員なら賞金ランキングで１４位に当たる金額だ。
kjs0123@donga.com
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