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ヒョードルに似てきた世界最強女子、ロンダ・ラウジーが

ヒョードルに似てきた世界最強女子、ロンダ・ラウジーが

Posted August. 05, 2015 07:23,   

「格闘技の皇帝」「60億分の1の男」と呼ばれたエミリヤーエンコ・ヒョードル(39=ロシア)は現役時代、第1ラウンドから猛烈な勢いで攻め立てた。ストレートパンチが的中すれば、角度の大きい左右のフックで相手の顔面を強打して試合を終えた。そうしては、自身の勝利を確信していたかのように、特に勝利にパフォーマンスもせず慈愛に満ちた笑みを浮かべるだけだった。

ヒョードルは2000年9月、日本の高田浩也を試合開始12秒で、2005年の「プライド男祭り」では身長200センチ、体重177キロの巨体、ブラジルのズルジーニョを第1ラウンド20秒でそれぞれ倒した。

人類最強女子でUFC女子バンタム級王者のロンダ・ラウジー(28=米国・写真)がヒョードルの全盛期の姿に似てきつつある。1日から10回も第1ラウンドで試合を終え、11戦11勝をマークしているラウジーは、2日に行われたUFC190バンダム級タイトル6度目の防衛戦でも、ベチ・コヘイア(32=ブラジル)を相手に第1ラウンド34秒KOで勝ちを挙げた。

この日の対戦まで、最近の4度の防衛戦を含めて9度もグラウンド技術で勝っているラウジーは、この日はパンチで試合を終えた。また、いつも試合後に激しく勝利の喜びを表現していたラウジーだが、この日は試合終了後も落ち着いた笑みを浮かべていた。

「ヒョードルを一番尊敬している」と話していたラウジーは、今や「女子ヒョードル」として確実に君臨する構えだ。UFC解説委員のキム・デファン氏は「ヒョードルと対戦する選手たちは、試合開始前から気後れして自分の能力を発揮できず、あっけなく負けることが多かった」とし、「もはや完璧な格闘実力と自信をつけているラウジーと対戦する相手選手たちも、似たような心理的なプレッシャーを受けているようだ」と話した。



elegant@donga.com