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「MERSを乗り越え韓流の復活を」 サマーK−POPフェスティバル開催

「MERSを乗り越え韓流の復活を」 サマーK−POPフェスティバル開催

Posted August. 05, 2015 07:23,   

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「ようこそ、安全な大韓民国へ」

中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスによって低迷している国内消費市場の活性化を図り、外国人観光客に「安全な韓国」としてのイメージをアピールするため、文化体育観光部と韓国観光公社が企画した「サマーK−POPフェスティバル」が4日、ソウル中区(チュンク)のソウル広場で開かれた。インフィニットやティアラなど海外でK−POPの人気を主導する、トップレベルのアーティストが公演を行った同フェスティバルには、エバーランドやロッテワールドなど外国人観光客の減少で悩んでいる主要企業も参加し広報活動を展開した。

韓国観光公社・国際観光本部のイ・ジェソン本部長は「MERSの影響で韓国のイメージが傷つけられ、多くの企業・零細自営業者が苦しんでいる」とし、「韓流スターなど多くの方々が参加したこのフェスティバルをきっかけに、回復に転じることを期待する」とコメントした。韓国観光公社は、海外支社のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じて、無料入場券を配布した。開催前から約2000人の申請者が殺到し、同日設置した2800席の外国人専用席も満席となるなど、大盛況を博した。

特にこのフェスティバルでは、韓国滞在の外国人で構成された「韓流サポーターズ団」が注目を集めた。韓国が好きな外国人大学生、ネイティブ教師、会社員など40か国・300人からなる同サポーターズ団は同日午前集合し、ソウル一帯でサマーK−POPフェスティバルや韓国の主な観光地などの広報活動を行った。

韓国観光公社・戦略商品チームのユ・ジンホ・チーム長は、「韓流サポーターズ団は今後、キムジャン(冬の間に食べるキムチを、初冬に大量に漬ける行事)文化祭と冬季スキーフェスティバルにも参加し、現場での外国人案内や広報活動などをサポートする予定だ」と述べた。



dong@donga.com